Amazon Storage Gatewayについて

Storage Gatewayを知った


先日、9/26にJAWS-UG東京に行って参りました。

そこでStorage Gatewayというものを知りました。これは結構使い道がありそうだなと思っています。

jawsug.connpass.com

dev.classmethod.jp

ざっくりした図で申し訳ないのですが、これを使うと、S3バケットを下記でいうサーバーのドライブの一部として使えるようになるとのこと。クライアントから見ると、サーバーの容量が拡張されているようにしか見えないが、実際のオブジェクトはS3上にある。ということが実現できるということらしいです。

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用途として考えられること

(1)AWS上のシステムから書き出されたデータをローカルに持ってくる
 S3バケット内のデータへのアクセス権限(IAM)を顧客に渡したくなく、データだけ渡したい場合

(2)オンプレミスのシステムから書き出されたデータを、AWS上のシステムに読み込ませる(S3にオブジェクトができるタイミングで、Lambdaを起動するという流れでしょうか)

(3)PCから、写真や動画などの大容量データのバックアップ先として使用する

 S3から見て、受信方向のデータには課金がされませんので、バックアップ先として使えるのではないでしょうか。Macでしたらrsyncコマンドなどを使えば仕組みが作れそうです。

 僕の場合、写真のバックアップ先として3TBの外付けHDD(2台)に、TimeMachineとrsyncでの転送の2通りでバックアップを取得していますが、これをそのままS3への保存に置き換えれば、HDD故障によるデータ消失の心配はほぼ無くなりそうですね。

 写真や動画を大量に扱っている業者さんとか、この仕組みをつくってあげると重宝されそうですね。

aws.amazon.com