EC2をインスタンスをMuti-AZ配置する
前回までで作成した構成に、EC2インスタンスを作成して配置していきます。
1つ目のEC2インスタンスの作成
EC2インスタンスのダッシュボードより、AMIをクリックします。
testamiをクリックし、起動をクリックします。
※ブログの初期に作成したカスタムAMIで、Amazon Linux2 に Nginx がインストールされた状態のイメージです。
インスタンスタイプを選択します。
今回も無料利用枠の対象であるt2.microを使用します。
右下の、インスタンスの詳細の設定をクリックします。
ネットワーク:作成したVPC
サブネット:private1(ap-notheast-1a)
を入力し、右下の確認と作成ボタンをクリックします。
確認画面が出てくるので、そのまま右下の起動をクリックします。
キーペアの作成画面で、新しいキーペア名(任意)を入力し、キーペアをダウンロード、インスタンスの作成をクリックします。
1台目のEC2インスタンスの作成が終わりました。
現在の構成は以下のようになっています。
AZ(アベイラビリティゾーン)ap-northeast-1aのプライベートサブネットにEC2を配置しました。
2つ目のEC2インスタンスの作成
2つ目のEC2インスタンスを作成します。
1つ目と作業の流れは同じですが、唯一違う部分がサブネットの指定です。
サブネット:private2(ap-notheast-1c)
EC2インスタンスのダッシュボードを確認すると以下のようになっているはずです
2台目は起動中でpendingとなっています。これまでスルーしてきましたが、このpendingとは、「インスタンスが running 状態への移行準備中である」ことを表しています(起動中とは意味合いが違う)
ここまでの作業で、以下のような構成が出来ました。
反復して覚える
EC2インスタンスの作成手順について当ブログで何度も紹介していますが、繰り返しているのは理由があって、パブリッククラウドなら作成した構成をすぐに消去してクリアにできて、スクラップアンドビルドを行って学習がやりやすいので、まず何度も同じ作業を行ってもらいたいからです。
趣味でロードバイクをやっていますが、毎週のように飽きるほど同じコースを走っています。もう2年くらいになりますね。まずそのコースの走り方を何度も繰り返して覚えて、他に応用するのが近道だと思います。(そのコースにも色んな要素があって、他を走るときに同じ要素に出くわす可能性が高い)
スポーツは昔から苦手ですけど、同じことなのかなと思いました。イチロー選手が毎日繰り返した素振りのようなもの?でしょうか。
車の運転を例にとりますが、最初は操作することで精一杯ですが、同じ操作を繰り返していると無意識的に操作ができるようになって、操作自体について頭を使わずに良くなり、周りを注意したり同乗者と会話できたりしますよね。
それと同じで、思い描く構成を作成する操作をスラスラ確実に出来るようになって、AWSが一番重要としているセキュリティ的な部分に時間を使えるようになりたいものです。