講義環境にAWSを活用する①

講義環境にAWSを活用する①

先日9月3日に、広島修道大学にてリモート講義を行いました。その際の講義環境としてAWSを活用しました。

講義の様子

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907194347j:plain

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907194342j:plain

何をやったのか

WordPressを使用したWeb制作についての講義で、学生に一時的に使ってもらうためのサーバーをAWSで用意しました。レンタルサーバーにフォルダ分けして構築するのも良いのですが、商用で稼働している、エキキタまちづくり会議公式Web (https://ekikita.jp) や自社Webと同じ環境に混ぜたくなかったことが大きな理由です。

どうやったのか

受講学生人数分のEC2インスタンスを、予めWordPressが入ったAMIで作成しました。そして、Elastic IPでグローバス固定IPアドレスを付与しました。あとは学生にログインアカウントとURLを教えて完了です。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907195439p:plain

aws.amazon.com

実際の操作

サービスから、EC2を選択します。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907195708p:plain

インスタンスを選択し、インスタンスの作成をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907195756p:plain

AMIの選択で、"Wordpress"と入力し、AWS Marketplaceにあるイメージを選択します。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907195919p:plain

インスタンスタイプ別の料金等が表示されます。右下の"Continue"をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907200028p:plain

料金などが表示されます。

※9/2に更新されているからか、t2.micro(無料枠)が使えなくなっているようです。

インスタンスタイプを選択し、インスタンスの詳細の設定ボタンをクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201113p:plain

 

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201149p:plain

パブリックサブネットを選択して、確認と作成をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201309p:plain

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201336p:plain

インスタンス作成の確認画面で、起動をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201416p:plain

EC2ダッシュボードに戻り、作成したインスタンスを右クリック、インスタンスの設定からシステムログの取得をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201523p:plain

システムログからWordpressのログイン情報を確認します。

ユーザー名はデフォルトで"user"、パスワードはマスクしている部分です。

f:id:TOSHIOSHIMO:20200907201735p:plain

ここまでを振り返って

ここまで所要時間は数分と非常に簡単です。このままだとパブリック固定IPが付与されておらずアクセスURLが分かりにくいので、次回その辺りから載せます。