Multi-AZ構成のELBを作成する
前回までで、プライベートサブネットにEC2インスタンス(app1/app2)を作成しました。
違うAZに配置したEC2インスタンスにトラフィックを振り分けるロードバランサーを配置します。
ロードバランサーを作成する
ロードバランサーの作成をクリックします。
Network Load Balancerの作成ボタンをクリックします。
ロードバランサーの設定を行います。
名前:任意の名前
スキーム:インターネット向け
で設定します。
リスナーの設定は、TCP80番ポート(http)が指定されていますが、そのままでOKです。
ELBの前段で受け付けるプロトコル・ポートを指定しています。
Multi-AZ構成となるように設定する
アベイラビリティゾーンの設定ですが、ここが一番重要です。
今回作成したVPC(test-vpc)を選択すると、自動的にアベイラビリティゾーンにap-northeast-1a/ap-northeast-1cが表示されるはずです。
ap-northeast-1aにチェックを入れ、public1サブネットを選択します
ap-northeast-1cにチェックを入れ、public2サブネットを選択します
下のような警告が出ますが、インターネットゲートウェイを作成していませんので、表示されています。次の手順:セキュリティの構成をクリックします。
手順2の画面ではそのまま、次の手順:ルーティングの設定をクリックします。
ターゲットグループの設定画面で、以下のように設定します
ターゲットグループ:新しいターゲットグループ
名前:test-tgt(任意の名前)
ターゲットの種類:インスタンス(配下にEC2インスタンスを繋げる)
プロトコル/ポートはTCP80番です。ELBの後段にルーティングする際のプロトコルはhttpを指定しているということです。
次の手順:ターゲットの登録をクリックして進めます。
ターゲットとなるEC2インスタンスを登録する
前回までで作成したEC2インスタンスを登録します。
app1/app2が違うアベイラビリティゾーンに配置されていますね。
次の画面で設定内容を確認して、作成をクリックします。
ここまでの作業で、以下のような構成が出来上がったことになります。
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