Multi-AZ構成のELBを作成する

Multi-AZ構成のELBを作成する

前回までで、プライベートサブネットにEC2インスタンス(app1/app2)を作成しました。

違うAZに配置したEC2インスタンストラフィックを振り分けるロードバランサーを配置します。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191110203207p:plain

ロードバランサーを作成する

EC2ダッシュボードよりロードバランサーをクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111195616p:plain

ロードバランサーの作成をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191026162636p:plain

 

Network Load Balancerの作成ボタンをクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111195742p:plain

ロードバランサーの設定を行います。

名前:任意の名前

スキーム:インターネット向け

で設定します。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111200003p:plain

リスナーの設定は、TCP80番ポート(http)が指定されていますが、そのままでOKです。

ELBの前段で受け付けるプロトコル・ポートを指定しています。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111200104p:plain

Multi-AZ構成となるように設定する

アベイラビリティゾーンの設定ですが、ここが一番重要です。

今回作成したVPC(test-vpc)を選択すると、自動的にアベイラビリティゾーンにap-northeast-1a/ap-northeast-1cが表示されるはずです。

ap-northeast-1aにチェックを入れ、public1サブネットを選択します

ap-northeast-1cにチェックを入れ、public2サブネットを選択します

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111200307p:plain

下のような警告が出ますが、インターネットゲートウェイを作成していませんので、表示されています。次の手順:セキュリティの構成をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111200526p:plain

手順2の画面ではそのまま、次の手順:ルーティングの設定をクリックします。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111200636p:plain

ターゲットグループの設定画面で、以下のように設定します

ターゲットグループ:新しいターゲットグループ

名前:test-tgt(任意の名前)

ターゲットの種類:インスタンス(配下にEC2インスタンスを繋げる)

プロトコル/ポートはTCP80番です。ELBの後段にルーティングする際のプロトコルはhttpを指定しているということです。 

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111201120p:plain
次の手順:ターゲットの登録をクリックして進めます。

ターゲットとなるEC2インスタンスを登録する

前回までで作成したEC2インスタンスを登録します。

app1/app2が違うアベイラビリティゾーンに配置されていますね。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111202147p:plain

次の画面で設定内容を確認して、作成をクリックします。

 

f:id:TOSHIOSHIMO:20191111202359p:plain

ここまでの作業で、以下のような構成が出来上がったことになります。

f:id:TOSHIOSHIMO:20191112190517p:plain

 

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト ? アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト ? アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ