インスタンスタイプの読み方
インスタンスタイプの読み方
前回、EC2インスタンスを作成する際のインスタンスタイプを選択する画面で、大変種類が多いことに気が付かれたと思います。
インスタンスファミリーとインスタンスサイズ
インスタンスタイプは、インスタンスファミリー(緑枠)とインスタンスサイズ(青枠)が組み合わされて表現されています。
インスタンスサイズは、t3インスタンスを例に挙げると、次の順で性能が高いことを表しています。読んで名の通りですが。
nano --> micro --> small --> medium --> large --> xlarge --> 2xlarge
赤枠の部分は世代を表していて、数字が大きいものほど新しいです。
(基本的には最新のものを使用する)
どのインスタンスタイプを選択すべきか
これは用途によりますし、僕はt2, t3インスタンスしか使ったことが無いので正直分かりません。ちょっと種類が多すぎて理解が追いつかないですね。。t3インスタンスタイプはバースト(一時的に負荷が高まる状態)にも対応しているのが特徴のようです。
vCPUやメモリの説明
vCPUとは、仮想プロセッサの数です。物理サーバーでいうとCPUのコア数にあたります。インスタンスサイズが大きいほど、数が多い=処理性能が高いということですね。
メモリは、ギビバイト(GiB)表示です。1KB=1024バイト基準で考えるコンピュータの世界では、GBと記載されていても正確にはGiBですね。
インスタンスストレージとは
例えばt3インスタンスでは、インスタンスストレージ(GB)の項目が、EBSのみとなっています。EBSはEC2インスタンスにアタッチして使用するボリュームのことでした。
インスタンスストレージとは、EBSと違いEC2インスタンスに包含されているイメージです。揮発性のメモリのようなもので、でインスタンス停止を行うとデータが消去されてしまいます(再起動では保持されます)物理サーバーでいうとこれにあたるものが思い浮かばないですね。調べてみると、SWAP領域を設置する役割で使われたりするようです。