インスタンスタイプについて

インスタンスタイプについて

EC2インスタンスを起動する際に、インスタンスタイプを選択する画面が出てきたと思います。インスタンスタイプは、物理サーバーでいうとCPUやメモリなどのスペックのことを表しています。

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こちらに全てのインスタンスタイプが掲載されていますが、もの凄い数の種類がありますね。ここから用途によって最適なものを選択します。インスタンスタイプの読み方は、次の記事で説明します。

aws.amazon.com

最初から正確なスペックを見積もる必要が無い

オンプレミスの場合は、過去の実績から予想されるスペックを導き出して、それに見合う性能の機器を調達していましたが、AWSの場合はそれが不要になります。

他に無いような、全く新しいサービスですと、見当も付かないですし予測ができませんよね。

インスタンスタイプは後で変更可能です。物理サーバーでいうとスペックを構成する要素(CPUやメモリなど)を後で自由に変更できることと同等ですので、これはオンプレミス環境では不可能な大きなメリットです。サービスの拡充に合わせて変更していけるので、最小限の費用で済みます。

クラウドを活用してチャンスを逃さない

あるサービスを立ち上げたとしましょう。それが予想以上にヒットして、サーバーの性能が追いつかなかった場合、サービス品質が低下して顧客満足度が下がってしまうことは避けられません。高性能な機器への入れ替えには非常に時間と手間がかかります。予測できない未来に、柔軟に対応できるクラウドを活用しましょう。