Amazon CloudFrontについて

Amazon CloudFrontというサービスについて書きたいと思います。

高速コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスと書かれても、さっぱり分かりませんでしたね。デジタル交換機、光伝送装置、VoIPなど、割と低レイヤーのネットワークを触ることが多かったので..

構成としては、下図のようになります。VPCの外側に配置されているサービスは「グローバルサービス」と呼ばれます。どこかのリージョンやAZに配置されている訳ではありません。

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CloudFrontの大まかな動作です（細かいところは省略してます）コンテンツ配信元（EC2やELBなど）の代わりにキャッシュしたコンテンツを配信してくれます。

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・キャッシュされたコンテンツを配信してくれるので、コンテンツ配信元(Origin)へのアクセスが少なくなり負荷も軽減されます。イベントなど突発的なアクセス増が見込まれるWebサイトに効果的です。

・世界中にある「エッジロケーション」と呼ばれる接続ポイントがあり、遅延等考慮して最適なものを常に選んでくれるので、日本の東京リージョンで提供しているサービスを海外から使うときなどに効果を発揮します。

・独自ドメイン使って運用できます。また、SSL証明書をインストールしてHTTPS通信を終端することができます。HTTP通信前提で作ったシステムをHTTPS化する際に便利です。

・Adobe Media Serverなどのストリーミングサーバーと組み合わせて、安定した動画配信ができるシステムをつくることができます。

などなど、他にも便利な機能があります。

これまで作成したELB + EC2 2台、マルチAZ構成のシステムに、CloudFrontを追加していきます。