ロードバランサーを使用する
AMI作成の回で複製したEC2インスタンスを使って、ロードバランサーの機能を試してみましょう。処理しているレイヤーが違ったりしますが、オンプレミスのロードバランサー(負荷分散装置)と意味合いは同じです(僕はf5とかBarracuda触ってました)
※Public SubnetにEC2を設置しているこの構成はAWS推奨ではないですが、一旦この構成を作成してみます。
ロードバランサーとは
AWS上でのロードバランサーELB(Elastic Load Balancing)には、ALB / NLB / CLBがありますが、今回はNLBを使用します。それぞれの詳細は後日記事にします。
AWSでいうロードバランサーとは、配下のインスタンスに対して常時ヘルスチェック(不具合が無いか確認)を行い、正常なインスタンスに対してトラフィックを分散させるものです。負荷の分散や冗長化の目的で使用されます。
ターゲットグループとは
EC2ダッシュボードの、ロードバランシングの項目を確認すると「ターゲットグループ」という言葉が出てきます。ロードバランサーを作成する前に、ターゲットグループの作成が必要です※CLB除く
ターゲットグループとは、今回の構成では配下に接続するEC2インスタンスをグループとしてまとめたものというイメージです。グループなので接続するインスタンスは2つ以上という訳ではなく、1つ以上であれば大丈夫です。
次回は、ロードバランサーの作成を行います。