Elastic IPとは
Elastic IPとは、AWSが提供するグローバル固定IPアドレスです。今回はEC2インスタンスに割り当てました。外部からアクセスするためには、
(1)インターネットゲートウェイの設置
(2)VPCのデフォルトゲートウェイをインターネットゲートウェイ向けに変更
(3)Elastic IP(グローバル固定IPアドレス)の割り当て
が必要だと覚えてください。
Elastic IPを割り当てないと、EC2インスタンスを再起動するたびにグローバルIPアドレスが変わってしまいます。
EIastic IPと課金
EC2インスタンスは、「リソース」のイメージがあるので稼働させた分従量課金される感覚があると思いますが、Elastic IPはどうでしょうか?
”稼働”しているものでも無いですし、一度取得してしまった後は課金のことを忘れてしまいがちだと思います。
動作中(running)のEC2インスタンスに割り当てられている、1つのElastic IPアドレスには課金されません。
しかし、以下の条件の場合、課金がされてしまいます。注意しましょう。
(1)どのEC2インスタンスにも割り当てられていない場合
(作成して放置している、一度EC2インスタンスに割り当てたが他のElastic IPに変更して外してしまったケースなど)
(2)割り当てられているEC2インスタンスが停止している場合
(3)EC2インスタンスに2つ以上割り当てられる場合(2つ目から課金対象)
特に、(2)の場合に注意が必要だと思います。EC2インスタンスを停止して、それをもう使わない場合には、Elastic IPを開放することを忘れないようにしましょう。