EC2インスタンスにSSH接続する
前回までで、EC2インスタンスに対して外部から接続できる準備が整いました。
復習すると、
(2)VPCのルートテーブルの編集(インターネットゲートウェイ向けのルーティングを追加)
が必要でした。
あとポイントとして、サブネットは作成した時点ではパブリック/プライベートの区別は無く、上記設定をして初めてパブリックサブネットと呼べるようになります。
では、手元のPCからSSH接続を行いましょう。
左上のサービスをクリックし、EC2と入力します。
左側のメニューで、インスタンスをクリックします。
前回までで作成したEC2インスタンスを右クリックし、「接続」をクリックします。
すると、このような画面が出てきます。
今回は、手元のPC(Macを例します)から接続しますので、
を選択します。モザイクをかけている部分は、Elastic IPです。
ユーザー配下のホームディレクトリに、作成したキー「test.pem」を設置しておきます。
キーファイルのパーミッションを変更する
Macのターミナルを起動して、キーファイル「test.pem」のパーミッションを"400"に変更します。
もともとは"644"でしたので、このファイルの所有ユーザーから書き込み権限を外して、グループユーザーからの読み取り権限、第三者からの読み取り権限を外したことになりますね。
ここで、パーミッションに関することを今一度。
"rwx"の意味
r: read
w: write
x: execute
"rwx"の固まりを数字で表現するために、以下のような表現をします。
r : 4に対応
w: 2に対応
x: 1に対応
例)
読み取り権限と書き込み権限を付与したい場合
r(4) + w(2) = 6 と表現します
AWSというよりはLinuxの知識になるので、こちらの記事が参考になると思います。
SSH接続を行う
では、SSHコマンドで接続してみましょう。
"-i" オプションは、秘密鍵ファイルの指定です。
"yes"を入力します。
無事ログインできました。次回はWebサーバーをインストールしていきます。