Multi-AZ構成でのWebサーバーの動作を確認する その2

Multi-AZ構成でのWebサーバーの動作を確認する その2

実際に片方のアベイラビリティゾーンがダウンしたことを想定して、動作を確認してみましょう。

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ヘルスチェックの状態を確認する

予めELBのヘルスチェック状態を確認しておきます。

2つのEC2インスタンスともにhealthyになっています。

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片方のインスタンスを停止する

EC2ダッシュボードより、app1を右クリックして、インスタンス状態→停止をクリックします。

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停止するをクリックします。

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ヘルスチェックの状態を再度確認する

インスタンスの停止作業を行ってすぐに確認してもhealthyのままです。

これは定期的なヘルスチェックの間隔の時間によるものです。(この場合だと30秒)

ELBが、EC2インスタンスのヘルスチェックでNGを判断してから、コンソール画面に反映されるまでは時間がかかります(「間隔」の単位は”秒”)

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app1がunhealthyになりました。

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Webコンテンツが表示されることを確認する

ブラウザのアドレス欄に、以下のように入力します。

http://(ELBDNS名)/index.html

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無事にコンテンツが表示されました。

念の為、ブラウザのキャッシュを削除してからアクセスしても、表示されると思います。

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AZがダウンしたことをシミュレーションすることはできませんが、片系のEC2インスタンスがダウンした場合も、ELBのおかげでサービスが継続できることが分かりました。

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